問題5.50 – SICP(計算機プログラムの構造と解釈)その302

問題5.50

4.1節の超循環評価器を compile-and-go させる。

primitive-procedures に必要な手続きを追加していく。
また、let が定義されていなかったので基本手続きに let を追加する。
レジスタ計算機シミュレータの make-new-machine は性能監視機能を追加したものを使った。
環境へ基本手続きを登録する際に map が上手く動作しなかったので "いろいろてst: SICP問題5.50" を参考にして map を定義し primitive-procedure-objects を修正した。
また、ece4compiler.scm の compile-and-go(eceval 'trace-on) のコメントアウトを解除すると実行をトレースできる。

とりあえず、ちゃんと動作するようになったのでファイル(sicp-ex5.50.zip)をアップロードしておく。

実行結果

$ gosh
gosh> (load "./compiled-eval.scm")

(total-pushes = 1669 max-depth = 123)
;;; EC-Eval value:
ok

;;; EC-Eval input:
(driver-loop)


;;; M-Eval input:
(define (factorial n)
  (if (= n 1)
      1
      (* (factorial (- n 1)) n)))

;;; M-Eval value:
ok

;;; M-Eval input:
(factorial 5)

;;; M-Eval value:
120
計算機プログラムの構造と解釈
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